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夏の嵐 (1989年のテレビドラマ) : ミニ英和和英辞書
夏の嵐 (1989年のテレビドラマ)[なつのあらし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なつ]
  1. (n-adv,n-t) summer 
: [あらし]
 【名詞】 1. storm 2. tempest 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
ラマ : [らま]
 【名詞】 1. (1) (Dalai) Lama 2. (2) llama 3. (P), (n) (1) (Dalai) Lama/(2) llama

夏の嵐 (1989年のテレビドラマ) : ウィキペディア日本語版
夏の嵐 (1989年のテレビドラマ)[なつのあらし]

夏の嵐』(なつのあらし)は、1989年平成元年)に放送された東海テレビ泉放送制作が制作した昼ドラ7月3日から10月6日までの毎週月曜日 - 金曜日の午後1時30分から放送。全70話。
1986年の『愛の嵐』、1988年の『華の嵐』と併せ“嵐三部作”を形成した。
前年の『華の嵐』とほぼ同様のキャストで、ストーリーや展開も『華の嵐』そっくりである。このドラマで共演した高木美保渡辺裕之ゴールデンコンビと呼ばれた。
東海テレビ昼ドラはこの作品以降すべてステレオ放送になった。
== あらすじ ==
昭和初期から戦後まもなくの時代を舞台に、華族と平民の愛と激動を描いた作品。
城北大学剣道部主将・結城一馬の父は男爵・海軍中将の南部雅春の身代わりになって殉職した巡査である。一馬は父の仇として南部家と南部雅春に深い恨みを抱いて成長した。苦学の上で入学した城北大学では剣道部の親友にして後輩の氏家直弥と剣道の稽古に励んでいた。その氏家の婚約者として現れた南部男爵の娘・峰子と出会う。南部を憎む一馬と、海軍中将である父と南部男爵家とを誇りに思う峰子は激しく対立するが、ある日暴漢に襲われた峰子を一馬が救った事から、二人の距離は急接近。氏家が出征し不在の中、激しく惹かれ合いながらも、憎しみ合うこともやめられない二人。そして時代は第二次世界大戦へと向かっていく。
東京大空襲の夜、一馬が峰子を爆撃から守っていた頃、一馬の母が空襲で亡くなってしまう。絶望に暮れた一馬は、父に続き母までも南部のために失ったと峰子の愛を頑なに拒絶する。折しも氏家が東京に一時帰還、つかの間の休暇の間に仮祝言を望まれ、失意の峰子は氏家の妻として生きる決意を固める。しかし仮祝言の当日、氏家に急な召集がかかり仮祝言も挙げずに出征してしまう。工学部の学生として徴兵免除されていた一馬もまた、自ら志願して海軍に入隊する。
戦局はますます厳しくなり、沖縄戦線に赴いていた氏家が戦死する。一馬もまた海の特攻・震洋隊の一人として特攻に出ることになった。出撃の前日、峰子は喪服のまま、東京の自宅から震洋隊の基地のある高知へ急行する。その夜二人は恩讐を越えてついに結ばれる。翌朝、一馬の出撃を浜辺で見送った峰子は一馬の居ない前途に絶望し、高知の海に入水自殺を図る。ところが一馬の形見のマフラーが目印となり地元の漁師により救出されてしまう。はからずも助かってしまった峰子は亡き一馬の妻として生きていく決心をする。
そしてしばらくして一馬の戦死公報を手にして2ヶ月後、日本は終戦の日を迎える。大日本帝国の敗戦という現実を前に、死こそが全てという愛国主義に若い軍人は前途を悲観し自決の道を選んでいく。忠彦も8月15日の夜、ピストル自殺を図るが寸でのところで峰子に阻止される。父・雅春、妹・峰子へ遺書を書いていたが、その遺書の内容が知りたいという峰子に、忠彦は「秘すれば花、秘せざるは花ならず」と謎の言葉とともに遺書を灰にする。GHQによる戦後処理が始まり、東條英機をはじめとする軍人・政治家が次々と戦争犯罪人として国際軍事法廷に召喚されていく、いわゆる東京裁判が始まった。そんな時、南部家の門の前に白髪の老人が1人立っていた。雅春であった。束の間の平和な空気が南部家に訪れる。雅春が帰還した夜、南部家でささやかなディナーが催される。そんな中、前途を悲観し世を拗ねて生きていた忠彦が帰ってくる。忠彦は酔った挙句、軍人として死を選ばずに生き恥をさらしている父を恥じている、と雅春に暴言を吐く。雅春は忠彦に「出てゆけ」と怒鳴りつけ、忠彦は南部家を後にする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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